SHIENAの婚活blog*

*日々の生活や婚活エピソードを綴っています*

頑張りすぎないという努力*

30代になって、結婚や出産などでの周囲の変化に焦っていた頃、自分だけ置いてきぼりな感じがして寂しかったけれど、家族や友人の支えで乗り越えてきました。

 

そんな頃を支えてくれた友人の一人、高校時代からの親友は、明るくて誰とでも話せて頭もよくて…と、私にはない部分がたくさんある子でした。彼女はいつも笑顔で、友達がたくさんいる。私は人見知りだったので、いつもうつむきがちで「なに怒ってるの?」とよく聞かれてましたw

彼女が太陽なら私は月、彼女が日向なら私は日影、そんな感じだなぁと思っていたし、まわりもそんな風に感じていたと思います。

 

何でも出来て、人気があって。きっとそれまでも大きな挫折なんて経験してこなかったと思います。そんな彼女が二十代半ばで結婚してから、

『夫の浮気・借金・父親の死』という問題を一気に抱えてしまった時、彼女の心は耐えきれずに壊れてしまいました。

 

久しぶりに会った時、すごくテンションが高くて「相変わらず元気だな」と思ったのに、次の約束は当日になってドタキャン。連絡もないからこちらから電話すると、「え…今日?…無理…」と不機嫌そうに言われたり。

どうやら躁うつ病の症状だったようですが、当時は全く知識がなくて、何度もドタキャンされるなら、としばらく連絡を取らないようにしていました。

その数か月後、別の友人から「あの子、入院したんだよ」と聞きました。

 

すぐにお見舞いに行きましたが、安定剤の効果なのかずっと寝ぼけているみたいで会話もままならない状態でした。

こんなになる前に、なんで気づいてあげられなかったのか。

どうしてあの時突き放してしまったのか。

後悔してもしきれません。

 

彼女はプライドが高かったので、家庭の問題なども「まあなんとかなるけど」とあまり周囲に相談する子ではなかったし、私達も「○○ちゃんなら大丈夫だよ、頑張って!」とそこまで心配はしていなかったけれど、実際はかなり追い詰められていたんでしょうね。

 

それからは彼女が以前のように明るい笑顔に戻れるよう支えてあげられたら、と思い、うつ病や心の病について少し勉強をしました。「頑張れ頑張れ」と無責任に言ってた気がするなあ…とか、色々思い当たることがありましたね;

 

数年間は入退院を繰り返して不安定な生活を送っていましたが、今の旦那さんと出会ってからは落ち着きを取り戻して、パートタイムで働けるまでに。

私が婚活に焦って精神的に不安定になった時は、気晴らしになるよう遊びに誘ってくれたり、気が済むまで話を聞いてくれました。

私は突き放してしまったのに(´;ω;`)

彼女も私も、プライドや周囲の期待を裏切りたくないという気持ちから弱音を吐けなかったり、リタイヤできない部分があったのかな~。

 

最近は「転んだって起き上がればいいのよね。」が私達の合言葉になっています。

 

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