涙の重さ
最近ハマって読んでいる「くるねこ」。
ようやく7巻まで揃いました。
今のところ12巻まで出ているので大人買いしちゃいたいところですが、旦那さんと月に1～2巻買おうと取り決めをしたので今月はもうおしまい(^O^)早く読みたいけど、気に入った漫画を大人買いして本棚へ押し込んでいる私を見て、旦那さんから「楽しみをとっておくことを覚えなさい」とダメ出しをされたので「今回は」大人しく従っておこうかと（笑）
でもなんだかんだ言って旦那さんもけっこう「くるねこ」にハマっているんですよ～。
昨日もお風呂上がりに晩酌しながら読んでたしｗ
簡単なおつまみを用意しながらたまに小刻みに震える（たぶん笑ってた）背中を見ていてふと思い出したんですが、若い頃は「男の人が自分だけに弱さを見せるのっていいよね～」とか、「男の涙って萌える～」なんて言ってたんですが、実際にそういう場面に出くわしたら
そうでもなかったな、と。
昔、会社の取引先に勤めていた営業さんですごくタイプな人がいて、同僚が頑張って合コンをセッティングしてくれたんです。
チャンスとばかりに一生懸命アピールして、帰りは方向が一緒だからと同じタクシーに二人で乗りました。
（ここでメアド交換できるかな）
とタイミングを計っていたら、突然彼の体が小刻みに震えだしたんです。
ビックリして「え！？気持ち悪いの！？」と聞くと、「俺はさぁ～、ダメなんだよぉ～」と、突然の号泣。
よくよく話を聞くと、職場でお世話になっていた先輩が病気で亡くなったそうで、その人を想っての涙でした。
「ダメなんだよ～あの人がいないと俺なんにもできないんだよ～」
「これからどうしたらいいんだ～」
とグズグズ泣いている彼を見て、萌えるどころか激萎えでした…笑
とりあえず運転手さんも心配してるし、背中をさすりながら「大丈夫だよ～。元気出そうね～。」って慰めたけど、子どものように嗚咽しはじめてさすがにちょっと困ってしまいました(^_^;)
実際は、ドラマや漫画で見るのとは違いましたね～。
自分に受け止めるだけの器がないと、男の涙は重いんだなあと感じましたｗ
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